佐藤由美子の音楽療法日記

Journey Into Wholeness

ホスピス緩和ケアにおける音楽療法~横須賀での講演

先日、横須賀の三輪医院で講演しました。

こちらが講演で使用したスライドです。↑

講演後、参加者の女性からこんなメールをいただきました。

父が亡くなったあと、誰に向けてよいのかわからない、憤り、怒り、後悔、悲しみ等がありました。担当医に対して怒りを感じたこともありましたし、主人にあたってしまったこともありました。それがグリーフというものだと知って、随分救われました。

死に逝く人は何を想うのか』を読みはじめて、亡くなる前の父のことを思い出します。そして反省とか後悔とか、いろいろな思いがめぐります。なので、本は少しづつ読んでいます。

週1~2回、認知症の母に会いに入所している施設へ行きます。母は明るく世話好きで社交的な人でしたが、今は怖い顔をして、つねったり、お茶をまいたり、食器を投げたり、食べ物を投げつけたり、攻撃的な症状が多いです。油断すると私も傷だらけです。ここ1年で言葉もうまく出てこなくなり、会話が成り立たなくなりました。そんな変わってしまった母と未だにどう接していいかわからず、怒ってしまったり、涙が出てしまったり、その繰返しです。

でも、昔から音楽が好きでしたから、一緒に歌を唄ったり、私がピアノを弾いたり、あるいはCDを流しながら歌っているうちに、だんだんと覚醒したような昔の母の表情に変わっていきます。このようなことを目の当たりにすると、音楽にはそういう力があると確信します。

先日のビデオで、認知症の男性が「ジングルベル」を聴きながら腕を高く上げて反応されてたり、娘さんの顔をじっと見つめているというのも、まさに母がそうなので、実体験です。

ここで彼女が言っている「ビデオ」とは、こちらのことです。

その他にも参加者の方からいくつかのメッセージが届きました。

ギターを弾くケアマネジャーの男性、生徒さんと一緒に来ていた高校の先生、音楽療法士になる夢を持つ方など。皆さんからのメッセージを読みつつ、こうして実際にお会いしてお話しすることの大切さを実感しました。

講演を企画してくださった三輪医院の皆さんと参加者の方々に、心から感謝しています。

talkliveyokosuka

横須賀の三輪医院の研修所「しろい虹の家」で

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投稿日: 02/15/2017 投稿者: カテゴリー: グリーフ, ホスピス緩和ケア音楽療法, 講演

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